梅原里子さんは、ひとりでサイト制作を請けて7年になります。2026年の2月に広告出稿を全部止めました。翌月の新規問い合わせは、それまでの月平均から半分以下に落ちています。
「戻そうかと本気で思いました」と本人は言います。戻さなかったのは、止めた月に気づいたことがあったからでした。
-52%
広告停止の翌月、新規問い合わせ
2026年3月・本人申告
+18%
6か月後の新規問い合わせ
停止前の月平均比・2026年8月時点
2.4倍
1件あたりの平均受注単価
同期間比較
問い合わせは減ったが、紹介は減らなかった
広告経由がゼロになったあとも、紹介からの相談だけは同じペースで来ていました。
「じゃあ紹介してくれてる人は、私の何を見て渡してるんだろう、と。聞いてみたら、制作実績のページじゃなくて、断った仕事の話をしていたんです」
「受けない仕事」を先に書いた
改修でいちばん効いたのは、対応できる範囲を広く見せるのをやめたことでした。
- 相談の種類を4つに分け、それぞれ受ける/受けないを明記
- 受けない場合に、代わりに誰へつなぐかまで書く
- 過去の実績は、成果物ではなく「相談時の困りごと」から並べ替える
三つ目が特に効きました。紹介する人が探しているのは作品ではなく、自分の知り合いの困りごとと同じ形をした事例だったからです。
広告は「見つけてもらう」ためのお金でした。今は「渡してもらう」ための材料に時間を使っています。単価が上がったのは、たぶんそのせいです。
