KANOE
撮影スタジオで、背景紙が小さな卓上のセットへ滑らかに続き、ソフトボックスの光が一箇所だけを照らしている

ケースブランディング営業と集客会員の声 第6回

実績写真を撮り直したら、問い合わせの中身が変わった

梅原里子さんが撮り直したのは完成画面ではなく、打ち合わせ中の机の上でした。問い合わせ件数はほぼ同じまま、初回で予算の話が出る割合が2割から6割に上がっています。

梅原里子さんの制作実績ページには、完成したサイトの画面写真が28枚並んでいました。どれも丁寧に撮られています。

「見た人が『きれいですね』で終わるんですよ。そこから見積の話に進まない」

3月に撮り直したのは、完成画面ではありませんでした。

28→9

実績ページに載せている案件数

画面写真を減らし、進行中の記録に差し替えた

21%

改修前、初回に予算の話が出た割合

2025年11月〜2026年2月・本人集計

63%

改修後、初回に予算の話が出た割合

2026年3月〜4月

撮ったのは、途中の机

新しく載せたのは、打ち合わせ中の机の上です。付箋が貼られたラフ、赤が入った構成案、クライアントが手描きした導線図。完成物は最後に1枚だけ置きました。

  • 案件は9件に絞り、それぞれ「相談に来たときの困りごと」から書き出す
  • 途中の判断を3つまで書く。採用しなかった案も残す
  • 金額は幅で出す。下限と上限、その差が何で決まるかを1行

三つ目に踏み切れたのは、9件に絞ったからだと本人は言います。28件を並べていたときは、どの案件の話をしているのか自分でも曖昧でした。

完成写真は、私が何をしたかの証拠にはならないんです。あれはクライアントの持ち物なので。私の仕事は、その手前の迷いを引き受けたところにありました。
梅原 里子(ウメハラ制作室)

梅原さんに相談する

広告に頼らず受注を安定させたい、ひとりで請けている制作者。

プロフィールを見る