梅原里子さんの制作実績ページには、完成したサイトの画面写真が28枚並んでいました。どれも丁寧に撮られています。
「見た人が『きれいですね』で終わるんですよ。そこから見積の話に進まない」
3月に撮り直したのは、完成画面ではありませんでした。
28→9
実績ページに載せている案件数
画面写真を減らし、進行中の記録に差し替えた
21%
改修前、初回に予算の話が出た割合
2025年11月〜2026年2月・本人集計
63%
改修後、初回に予算の話が出た割合
2026年3月〜4月
撮ったのは、途中の机
新しく載せたのは、打ち合わせ中の机の上です。付箋が貼られたラフ、赤が入った構成案、クライアントが手描きした導線図。完成物は最後に1枚だけ置きました。
- 案件は9件に絞り、それぞれ「相談に来たときの困りごと」から書き出す
- 途中の判断を3つまで書く。採用しなかった案も残す
- 金額は幅で出す。下限と上限、その差が何で決まるかを1行
三つ目に踏み切れたのは、9件に絞ったからだと本人は言います。28件を並べていたときは、どの案件の話をしているのか自分でも曖昧でした。
完成写真は、私が何をしたかの証拠にはならないんです。あれはクライアントの持ち物なので。私の仕事は、その手前の迷いを引き受けたところにありました。
