KANOE
夕暮れの通りに面した小さな店。中の明かりだけが灯り、暖かい光が路面にこぼれている

ケース営業と集客ブランディング会員の声 第5回

顧問契約の前に、1回で終わる相談を作った

石坂昂さんの事務所に来る問い合わせは、決算期の2か月に偏っていました。単発で完結する相談メニューを1つ足した半年で、初回相談は月2.1件から6.5件になっています。

石坂昂さんは創業期の資金繰りを専門にする税理士です。開業して6年、問い合わせは3月と5月に固まり、それ以外の月はほぼ動きませんでした。

「顧問契約を前提にしていたからです。相手からすると、初回の相談が年契約の入口なんですよ。そんな重い扉、資金繰りに困っている人ほど開けません」

2.1

変更前の初回相談(月平均)

2025年10月〜2026年1月・本人申告

6.5

変更後の初回相談(月平均)

2026年2月〜7月

31%

単発相談から顧問契約に進んだ割合

同期間・39件中12件

足したのは1メニューだけ

作ったのは「90分で、来月の資金繰り表を一緒に埋めて終わる」という単発の相談です。値段は先に出し、その場で決まらなければそこで終わりにしています。

  • 決算書がなくても受ける。手元の通帳と請求書だけで始める
  • 90分を超えたら延長しない。埋まらなかった欄は宿題として渡す
  • 顧問の話はこちらからしない。必要になったら相手が聞いてきます

三つ目に抵抗があったと本人は言います。「営業しないと決めたら、逆に紹介が来るようになりました。紹介する人が 売り込まれない場所だと保証できる からだと思います」

相談していい状態かどうかを、相手に判断させていたのが間違いでした。数字が荒くても受けると先に書いたら、来る人の顔ぶれが変わりました。
石坂 昂(石坂会計)

石坂さんが紹介してほしい相手

創業1〜3年で、資金繰りの相談先をまだ持てていない事業者。

プロフィールを見る