KANOE
暗い部屋に向かい合わせで置かれた二脚の椅子。あいだの低い台に白いカップがひとつ置かれている

インタビュー営業と集客ブランディング会員の声 第3回

聞くことを、商品にするまでの2年

無料相談から抜け出せなかった笹部直さんが、どこに有料の線を引いたのか。値段の話ではなく、何を引き受けて何を引き受けないかの話でした。

「話を聞きます」を仕事にしようとすると、最初に詰まるのは値付けです。相手からすれば、雑談との差が分からない。

笹部直さんは、その状態から抜けるのに2年かかったと言います。

インタビュー抜粋(3分18秒)

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笹部:最初の1年は、無料相談を月に20件くらい受けていました。全部本気でやっていたので、疲れてはいたんですけど、断る理由が自分の中になかったんです。

有料にすると決めたきっかけは。

笹部 紹介してくれた人に申し訳なくなったことです。無料だと、こちらの都合で日程を後ろにずらしてしまう。紹介した側の顔が立たないなと。

値段はどう決めましたか。

笹部 値段から決めなかったのがよかったと思います。先に「1回で終わらせる」と決めました。継続前提だと、こちらが引き延ばす動機を持ってしまうので。

引き受けないことは何ですか。

笹部 答えを出すことです。方向を決めるのは本人なので。うちがやるのは、本人が言葉にできていないものを、言葉にして返すところまで。そこを明記してから、問い合わせの質が変わりました。

「何でも聞きます」と書いていた頃がいちばん暇でした。引き受けない範囲を書いたら、逆に埋まったんです。
笹部 直

笹部さんが紹介してほしい相手

支援職として独立したものの、無料相談から抜けられずにいる方。

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