KANOE
明るい廊下の突き当たりで、逆光の影になった二人が荷物を受け渡している

特集紹介ブランディング

紹介されたあとの3日で、ほとんどが決まる

紹介する側の作法はよく語られます。受け取った側が最初の3日で何をするかは、誰も教えてくれません。運営が追えた紹介の記録から、返信が遅れた紹介がどうなったかを並べます。

紹介文の書き方は繰り返し話題になります。一方で、受け取った側が最初に何をするかは、ほとんど言語化されていません。

上半期に運営が追えた紹介のうち、送り先と受け手の両方から経過を聞けた131件を、最初の返信までの時間で並べ直しました。

19時間

最初の返信までの中央値

131件・2026年上半期

58%

3日以内に日程が決まった紹介が、面談まで進んだ割合

同期間

12%

4日以上かかった紹介が、面談まで進んだ割合

同期間

受け渡しの前後を表した抽象的な図版

返信の中身より、返信までの時間

4日を超えた紹介が失速するのは、受け手の熱が冷めるからではありません。紹介した人が、その間ずっと結果を待っているからです。

返事が来ないまま1週間が経つと、紹介した側は「余計なことをしたかもしれない」と考えはじめます。その記憶は、次に誰かを渡すかどうかの判断に残ります。

3日のうちにやること

  1. 紹介者に、受け取った旨を返す。相手に連絡する前でかまいません
  2. 相手へ最初の連絡を送る。候補日は3つ以上、時間帯を散らして出します
  3. 会う前に、相手の困りごとを自分の言葉で1行に書き直して送る

三つ目を飛ばすと、初回が自己紹介で終わります。書き直した1行が外れていても構いません。外れていたと分かった時点で、相手が説明を始めてくれます。

紹介を受けたら、まず紹介してくれた人に返します。相手より先です。渡した人がいちばん落ち着かないので。
岡部 瑞希(コピーライター)

紹介経由の相談を月4〜6件受けている。初回の前に困りごとを1行に書き直して送る手順は、この人の運用をそのまま借りている。

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