KANOE
濃い緑の卓上で、二組の手が小さな白い折りカードを受け渡している手元の接写

特集紹介ブランディング互酬経済のしくみ 第4回

「自分の言葉でつなぐ」紹介文の書き方

紹介文が褒め言葉で終わると、受け取った側が動けません。相手が次の一歩を踏めるところまで書くための、4つの型を共有します。

紹介文のレビューを63件やって分かったのは、うまくいかない紹介文はだいたい同じ形をしているということです。その人がいかに良い人かを書いて終わっている。

受け取った側は、良い人だということは分かっても、自分が何をすればいいのか分かりません。

4つの要素を、この順で

  1. どういう場面で助かったか — 抽象的な人柄ではなく、具体的な場面
  2. その人が受けられる相談の形 — 何を持っていけばいいか
  3. 受けられない範囲 — ここを書くと信頼されます
  4. 次の一歩 — 誰に連絡して、何と言えばいいか

3を書かない紹介文が本当に多いのですが、範囲が書いてある紹介文のほうが、実際には相談につながります。

褒めるのは、書いている側が気持ちいいだけなんですよね。受け取る側が動けるかどうかで書き直すと、だいたい半分の長さになります。
岡部 瑞希(コピーライター)

悪い例と、直した例

〇〇さんはとても誠実で、仕事が丁寧な方です。ぜひ一度お話ししてみてください。

これを直すと、こうなります。

見積もりの根拠を毎回そろえてくれる方です。金額の交渉ではなく、範囲の整理から入りたいときに向いています。デザインの相談は受けていないので、その場合は別の方を紹介します。まずは現状の見積書を持って相談してみてください。

紹介文のレビューを受ける

岡部さんは、自分の強みを自分で説明できずに困っている専門職からの相談を受けています。

プロフィールを見る