同じ回数だけ人を紹介し、同じだけ相談に乗っているのに、片方には仕事が回り、もう片方には回らない。コミュニティを運営していると、この差を何度も見ます。
本人の熱量の差ではありませんでした。差が出ていたのは、動いた事実がどこに置かれているかです。
1〜3か月目
動いた事実が、相手の記憶にだけ残る
感謝はされる。ただし、その相手がいない場では何も起きない。
4〜6か月目
第三者が話題にし始める
「あの人に聞くといい」が会話に出るようになる。ここで初めて本人の外に出る。
7〜12か月目
検索して確かめられる状態になる
紹介された人が名前で調べ、実績と専門領域を自分で確認できる。ここから紹介の成功率が変わる。
12か月以降
紹介が本人の手を離れて回る
本人が説明しなくても、周囲が代わりに説明できる状態。
三段目で止まる人が多い
「第三者が話題にする」までは、真面目に動いていれば到達します。止まるのはその次です。
話題に出た相手が調べたとき、出てくるのが SNS のプロフィール1行だけだと、紹介はそこで熱を失います。紹介した側も「いい人なんです」以上のことが言えません。
必要なのは、紹介した人が引用できる材料です。何が得意で、どういう相手を紹介してほしくて、過去に誰の何をどう前に進めたのか。
紹介って、渡す側がいちばん怖いんですよ。外したら自分の信用が減るので。だから渡しやすい材料がある人に集まります。
貯まる場所を、本人の外に作る
信用が本人の中にしかないうちは、本人が動き続けないと減っていきます。逆に、参照できる場所に置かれた信用は、本人が休んでいる間も働きます。
KANOE の人物ページが独立した URL と OGP を持っているのは、この「本人の外に置く」ためです。紹介する人がリンクを1本貼れば、説明の8割が終わる。そこまでを設計の範囲だと考えています。
