KANOE
方眼ノートに鉛筆で細かな印を書き込んでいる手元。奥に生成りのカップが置かれている

レポートコミュニティ運営信用互酬経済のしくみ 第3回

貢献は数えられるのか。KANOE が指標にしないもの

貢献をポイント化すると、点を取りに行く動きが最適解になります。何を数え、何を数えないと決めたのかを、運用の実データとともに開示します。

運営として、貢献を数えること自体はやめていません。誰が誰を紹介し、誰の相談に乗ったかは記録しています。

議論したのは、それを公開するかどうかでした。

内部

貢献ポイントの扱い

運用判断にのみ使用。公開しない

公開

信用シグナル

編集判断を通したものだけ掲載

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会員ランキング

作らないと決めている

ランキングを出すと何が起きるか

他のコミュニティで実際に観測されている現象です。

  1. 数えやすい貢献に行動が寄る(コメント数、参加回数)
  2. 数えにくい貢献が減る(一対一の相談、時間のかかる紹介)
  3. 上位が固定され、後から入った人が「もう追いつけない場」だと判断する

三つ目が致命的でした。KANOE は「まだ何者でもない挑戦者」にも開いていたいので、先行者が構造的に有利になる表示を作れません。

代わりに公開しているもの

人物ページに出しているのは、次のような形の信用シグナルです。

  • 「紹介の受け渡し 34件」のように、行為の種類と規模が分かるもの
  • 「会員向け無料相談 58件」のように、誰に向けた貢献かが分かるもの
  • 在籍年数や資格など、第三者が検証できるもの

共通しているのは、順位ではなく事実であることです。並べ替えても意味が変わらない情報だけを出しています。


運用の中身をもう少し見る

定例会の設計や、灯(あかり)の考え方も公開しています。

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